ますと
10年前の今頃は病院のベッドで死ぬことばかり考えていた。主治医に言われた言葉で深く傷付き絶望していたからだ。
意気地なしの自分は自ら死を選ぶことも出来なかった。退院後も家と病院の往復だけの空虚な時間を過ごしていた。
そんなある日大好きなバンドがアルバムをリリースした。1曲目を聴いた時涙が出た、この曲をライブハウスで聴きたいと思った。それからはリハビリも必死に頑張った。
月日が流れ無事社会復帰もしライブにも行けるようになって大好きなバンドのその曲も聴くことが出来た。今では遠征ライブにも行ってる。ハルカトミユキを初めて見たのも仙台遠征だった。
大袈裟でなく音楽に命を救われたと思っている。
そんな大好きな音楽にこれからも誠実に向き合って行きたい。
今でも出かけるのがしんどい時もあるけどライブ行くのは本当に楽しい。
夢と言っていいのか分からないけどこれからも素敵な音楽にずっと触れていたい。
一緒にシンガロングできる日が一日でも早く来ることも願っています。