ハートをおくったユーザー
ハートをおくったユーザーはいません
三拍子 高倉陵(漫才師)
1
平成のスターになれなかった。
ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずになりたくて高校卒業後1999年に上京。
2001年に三拍子というコンビを組んで以来様々なお笑いライブに出演、自らも単独ライブをコンスタントに主催してきた。
テレビのネタ番組に出演したくて、人気者になりたくてガムシャラに活動し続けた日々。
芸歴17年、2018年に元号が変わり平成が終わった。その時点でスターになっていなかった。ただ記号が変わっただけなのだが、2年前にM-1グランプリ出場資格を失った事も含めて、自分の中で大きな区切りをつけた。
たまに出演出来たテレビ、ライブでの優勝に「やった気になって」なんとなくお笑い芸人としての日々を垂れ流していたんだと自覚した。
夢や目標を聞かれても漠然とテレビに出てスターになりたいという事しか言っていなかったのだが、その頃からしっかりと明確な目標を決めて逆算して活動をするように変えた。
その目標とは、
「2026年に武道館で三拍子の単独ライブを開催する事」。
武道館を埋めて単独ライブが出来るお笑いコンビは紛れもなく「スター」だ。
何故2026年かというと、その時の自分の年齢が45歳。体力的にも熱量的にもここで1つ、夢を完結させたいからだ。
以前の漠然としたなんとなくの目標じゃなく、キャパ14000人という数字が明確にある。
2026年までにこの人数を集められる漫才師になる。
一つ一つのライブや活動、プライベートに至るまで自分の事を好きになってくれる人を増やす。
漫才で当てたいと思い続けて、当たらなかった20年だったのでそれ以外の事にもチャレンジしていきたい。
もちろん漫才はやり続けるし他で当たれば、1番自信のある漫才を見てもらえる。
自分の好きな事をやって沢山の人に笑顔になって貰える幸せを感じたい。
武道館の先は、笑顔の人数をもっと増やしていく事。
笑わせる事は気持ちが良い。
笑うのも気持ちが良い。
平和な世界になる為の小さな種として
自分の好きな事、自分が気持ちの良い事で
蒔き続けていきたい。
漫才師 三拍子 高倉陵