MK(教員)
これまでの10年、というより、この職業を始めて36年(!)になることに年月を感じている。自分の至らなさや後悔はたくさんある。生徒を傷つけた言動をしてしまったこともあった。辞めたら楽になれるのかな、と考えたこともあった。でも、この仕事ならではの喜びももちろんあって、ここまで来た。定年が迫っているが、何らかの形で今の仕事を続けようか、または全く違った生き方をしてみようか、(年齢的にはチャレンジするならラストチャンスだ)模索しているところだ。
さて、自分のことはともかく、せっかくの機会なのでハルカトミユキについても書きたい。二人を知ったきっかけは、デビュー間もない頃のアラバキフェスだった。出演者の予習でもしておこうかとYou Tubeを見て、そしてライブを見て、ハマった。二人は、私の娘よりもちょっと年上ぐらいで、全く世代は異なるのだけれど、とにかく心に響く曲を作る。どの世代にも響く、普遍的な人間の感情(醜い部分も含めて)を歌っているからだろう。歌番組で流れる歌とは明らかに異質だ。それゆえのセールスに対する苦しみがあったとは思うが、間違いなく、一定のコアなファンの心を掴んでいると思う。私もその一人だ。二人の歌に何度も励まされたり、癒されたりしてきた。仕事に行く車中で聞いたBreathing。心が楽になった。コロナ後、久しぶりに行った仙台ライブ。Rainyで涙が出そうになった。その外にも…。(いや、くどくなるのでここらへんでやめます。)
一番言いたいことは、「ありがとう。」です。デビュー10周年、おめでとうございます。自分が今後どんな人生を送ることになっても、二人の曲が傍らにあることしょう。これからも応援しています。