のりまさ
今思うのは、人って変われるものなんだなあということ。今でも自己肯定感は高くないけれど、10年前からすると、自分でも成長できたなと思える。価値観もかなり変わりました。
コロナ禍前までは、多くて月に8日ほどライブに遊びに行っていたのに、今ではカフェでコーヒーを飲みながら小説を読んだり、映画をたくさん観たり、美術館に行くことが楽しいです。
ずっと、誰かのため、誰かに認めてもらうために生きていました。たくさんライブに行けば、知り合いもでき、アーティストにも覚えてもらえたり、それが生きがいでした。もちろん音楽が好きが前提ですが。だけど、もともと集団行動は苦手で、人間関係は狭く深くな性格なので、無理していたんです。知り合いが増えていくごとに心が不安定になっていきました。
コロナ禍な世の中になったとき、こんな世の中になって、本当に大切なことはなんだろう?と、それまでの人間関係など全てをリセットして、冷静に考えることができました。何気ない毎日が1番幸せなんだなと。大切にしたい人や、自分の好きなことと真剣に向き合いました。 それができる自分になったこと、自己肯定感低い自分でも、成長したねー!と思いました。人に認めてもらうためにアクセル全開でしたが、自分のために歩いていこうと、39歳にしてやっと気づくことができました。
今が1番健康で、1番楽しいです。
今の夢は、こんな自分を理解してくれる女性と出会うこと(笑)親を安心させる、更なる自己肯定感の向上、自分を大切にしてくれる人たちを変わらず大切にし、年齢を言い訳にして挑戦することを諦めないこと!です。
お二人へ
当時ミユキさんに「ハルカトミユキはずっと変わらずにいてください」とお伝えしたとき、根本は変わらないと思いますので安心してくださいと、お返事くださいました。その言葉どうり、ずっと変わらず、ハルカトミユキの音楽も、お二人も、寄り添ってくれています。また会える日を楽しみにしています。10年間ずっとありがとうございます。そしてこれからも。